神と天使が暮らす世界。
下界（人間界）とは完全に断絶した空間にある。
自然に溢れており、常に心地の良い春のような気候で、雨が降ることもない。
建物は全て白を基調としている。

無の中に生まれ、この世の全てを作り出した存在。
現在謁見を許されているのはルシフェルとガブリエルのみである。

【せいき】天界上の全てを構成する粒子。
天使の肉体も全て高密度の聖気の集まりである。
粒子密度によって気体・液体・個体になる（例外あり）
天使たちの生命維持にも必要不可欠であり、
太陽光を浴びることで己の体内で生成することが出来る。
十分な聖気さえあれば食事も睡眠も必要はないが、
夜の間は太陽光がないため聖気を温存するために眠ることが多い。

天使には9つの階級があり、下から天使・大天使・権天使・能天使・力天使・主天使・座天使・智天使・熾天使である。
多くの天使たちには上級階級への憧れはあるものの、基本的に出世欲はない。

神より与えられし役目。
役目を遂行し終えた時、その魂は神の元へと戻る。
普段の仕事と役目が別の場合もあり、また己に与えられた役目を本人が認識していないことの方が多い。

【きょうだい】成熟した天使が生まれたての天使の面倒を見る「兄弟システム」で天界は回っている。
同じ義兄のもとで育った者同士は「兄弟」と表記する（響きは同じ）

罪を犯し、穢れを浄化出来ない天使は罪人の烙印を刻まれ、天界を追放される。
追放された天使は「堕天使」と呼ばれ、黒髪に赤い瞳になるとされている。